一年前の3月26日、インテルは25億ドル投資による大連でのチップ工場設立を全世界に発表した。この一年、大連市ではインテルからのチャンスを活かし、世界レベルの集積回路産業基地の建設を目標とし、半導体産業の「511」計画の実施に取り組んできた。記者の取材によると、現在大連市は集積回路産業において発展を積み重ね、産業発展初期の「破氷の旅」はすでに成功を収めている。
インダストリアルチェーンの構築と整備、これは集積回路産業の発展における主要な課題である。この一年間で、大連市は相次いで中国半導体業協会集積回路設計分会2007年例会やインテル大連チップ工場の提供先サミットなどを主催し、全世界の産業から注目を浴びている。第五回中国国際集積回路博覧会及びフォーラム、日本国際半導体設備材料2007博覧会、第七回中国情報産業経済例会、SEMI-CON CHINA上海展示会などに参加することで、大連集積回路産業の発展を充分に宣伝し、インダストリアルチェーンの各関連企業からの投資を呼び込んだ。特にインダストリアルチェーンの上部である集積回路設計の分野では、遼寧省集積回路産業基地を大連ハイテクパークに建設することで、大連市は東北地域で唯一の集積回路設計基地を所有する都市となった。
大量の人材の蓄積は集積回路産業の持続的な発展を確保する基礎である。市政府とインテル、大連理工大学の提携合意に基づき、インテルから大連理工大学に8インチの珪素ウェハー生産ラインの主要設備ワンセットが寄付されることとなり、最初のワンロットは大連理工大学に到着済みである。現在、インテルは市政府及び大連理工大学と積極的に協力し、工場設計とカリキュラム作成の指導を通じて、理工大学半導体技術教育基地の建設に全力で参与している。大連理工大学や大連東軟情報学院などの学校では、マイクロエレクトロニクス及び集積回路に関連する専門が学生たちから人気となっている。
明確な発展目標の確立は、大連市の集積回路産業発展を導く中心である。2007年に大連市は、半導体光電子産業、集積回路製造産業、集積回路設計産業、半導体設備産業、半導体材料産業の五つの産業グループの育成と国家レベルの学院?開放的な国家レベルの実験室の建設を推し進めるという「511」計画を正式に打ち出している。大連市情報産業局副局級の顧問である唐忠徳氏は、「最終的な目標は大連で中国集積回路産業基地を建設し、世界レベルの半導体産業基地を作り上げること」であり、大連は現在この方向に向けて、着実に進んでいると述べた。